2019年10月31日 狭野神社 ~霧島 秋のひとときをゆるりと歩く その3~ (宮崎県西諸県郡高原町) Pocket 狭野神社では,けっこう長い時間をかけていろいろと見て回りました。 水路の上をを横切る別の水路(石造り)。参道や境内を歩いていると,絶えず水音が聞こえています。 狛犬 境内にある歌碑:新納忠元が先立たれた奥方を想って詠んだものだそうです。(散っていってしまった花の行方は,風だけしか知らない。昨年の春,花と共に老妻を連れ去った風よもし老妻の行くへを知っているなら,風の便りにでも私に知らせてくれよ) 本参道には,400年以上前に島津義弘の家臣新納忠元と狭野神社の別当寺神徳院住職である宥淳法印が協力して植栽したとされる狭野杉が見られます。 本参道入り口の鳥居の近くに仁王像が祀られています。神社の別当寺,神徳院の守護神として建立されたもののようです(享保19年の銘有り)。なかなかの迫力です。案内板によると「大豆の神様」,「足腰の痛みを癒やす神様」として,今日に言い伝えられています。 仁王像(吽形) 仁王像(阿形) 2019年9月15日撮影 Pocket