白鳥神社 (志布志市有明町)

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白鳥神社:志布志市有明町伊崎田6426 宮塩集落にある日本武尊を御祭神とする神社です。文和元年(1352)建立,天正6年(1578)再興とあります。(「三国名所図会」による) 上画像は寛延3年に奉寄進された石造りの鳥居です。
鳥居の脇には,以前に紹介した庚申塔があります。 文化12年(1815)建立
参道(下りの石段)
石段を降りて川のせせらぎの音を聞きながらしばらく行くと,石橋があります。その右手には小さな白糸の滝が見えます。
滝の近くには弘法大師像1体と幼児を抱いた観音像2体の石像があります。観音像は,以前紹介しました。安産祈願に御利益があるとして信仰されていたようです。
石橋を渡ると登り石段です。

石段の右手にある手水舎。屋根の飾り瓦が特徴的です。
石段から社まで続く石畳の両脇には石造りの随臣像が置かれています。(右側)
随臣像(左側) 享保20年(1735)建立
社殿(正面)
向拝所 奥に本殿が見えます。

拝殿上部には透かし彫りの干支飾りが取り付けられています。

拝殿から見た本殿正面
神事,祭事のときは壁いたが取り払われ,日の光が社殿の中を照らします。

本殿(西側から)
古くは白鳥六社大権現と号され,井崎田の惣社として氏子や領主島津氏の崇敬も篤く,多くの参詣者があったとされています。
本殿は,周囲を多数の装飾的な彫り物や複雑な形をした組み物でびっしりと囲まれています。
本殿鬼瓦
社殿(東側から)
拝殿と本殿を結ぶ渡り廊下の橋
社殿脇にある龍神を祀る社。境内には,樹齢200年以上といわれるイチョウや広葉杉などの大木やハナカガシなどの樹木も見られます。 ※ 画像は,2014年から2018年にかけて幾度か訪れたときに撮影たものを使用しました。
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