狭野神社 ~霧島 秋のひとときをゆるりと歩く その1~ (宮崎県西諸県郡高原町)

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狭野(さの)神社 : 祭祀はこの地で降誕されたとされる神武天皇(カムヤマトイワレヒコスメラミコト),幼名は狭野尊(サノノミコト)です。第5代孝昭天皇の時代に創建され,その後,たび重なる霧島山の噴火による火災に遭い,慶長15年(1610)に現在地に遷座されたといわれます。 ※皇子原神社から県道406号線を5分程下っていくと狭野神社西参道の鳥居が見えてきます。 
西参道から進み,手水舎の先を左に曲がると,
高く聳える杉の大木の先に社殿が見えます。
外拝殿 (正面)
しばらく境内を散策してみました。

社殿の木鼻部分は,2匹の龍が左右から対峙しています。

建物の上部

本殿(東側からの眺め)
水神社(境内西側) 
西門守社 (境内西側)
境内の東側に神門があり,その先に表参道が続きます。右手建物は修祓殿,左手は手水舎。
表参道の長さは,日本一だそうです。その両脇に,薩摩藩主の島津義弘が,重臣新納忠元を遣わし,朝鮮出兵からの無事帰還のお礼として杉の木を800本植栽しました。そのうち現存するのは10本ほどだといわれます。櫛風沐雨(しっぷうもくう)に晒されながらも,400年以上もその場に立ち続けてきた力強い姿には,パワーをもらえそうです。
表参道入り口に立つ鳥居    2019年9月15日撮影
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