恒吉太鼓橋跡を訪ねて ~藤の咲くころに~(曽於市大隅町)

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初めてここを訪れたとき,石橋の欄干上には白い藤の花が咲いていました。それ以来,たびたびこの風景を見に訪れました。(H26.4.27撮影)
案内板によると,寛政2年(1790) 岩川から市成ヘ通ずる街道の長江川(月野川?)に架橋された。 橋長15.5㍍,幅員2.8㍍,水面からの高さ7.5㍍,アーチ式石橋としては鹿児島県内でも最古級のものとされる。 (H27.4.3撮影)
幾多の時代が流れ,その役目を終えた恒吉太鼓橋は苔や草に覆われていますが,往時の姿を川面に映していました。(H26.4.27撮影)
恒吉太鼓橋(H27.45.3撮影)
欄干の上を見上げると白い藤が咲きほこっています。(H26.4.27撮影)
恒吉太鼓橋(H26.4.27撮影)
恒吉太鼓橋(H26.4.27撮影)
この日たまたま近くを通りかかったので恒吉太鼓橋を見に行きました。きれいに草刈りがしてありました。(H28.9.16撮影)
橋の形がより確かにみてとれました。(H28.9.16撮影)
恒吉太鼓橋(H28.9.16撮影)
恒吉太鼓橋(H28.9.16撮影)
後で知ったのですが,橋を訪れた2日後,台風16号により石橋は流れてきた倒木や濁流に押し流されて跡形も無く姿を消してしまいました。(H28.9.16撮影)
今年も橋跡の岸には白い藤の花が満開でした。(R4.4.18撮影)
藤花は咲いたけれど,石橋はもう跡形もありません。 歴史の痕跡が一つ消えてしまいました。(R4.4.18撮影)
帰路の道路沿い,ふと見上げると樹木に絡みついた藤蔓が花満開でした。 (R4.4.18撮影)
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