早水公園のあやめ(都城市)

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都城の早水公園にあやめを見に行ったのは,8年前(2012.5.5)のことでした。そのときは残念ながら花の盛りの時期を過ぎていましたが,広い池の周りを散策して楽しみました。
昨年(2017.5.2), 再び訪れてみました。池の周辺にあやめが色鮮やかに咲いていました。
この橋を渡った先には戦国時代の大名北郷氏や都城島津氏が再興したといわれる早水神社があります。境内には沖水古墳もあります。
早水神社は,応神天皇・髪長媛・諸県君諸井を祭祀としています。髪長媛は当地の生まれで国一番の美人と評判でした。応神天皇に召され都にのぼり,後に仁徳天皇妃となられた方です。神社の近くには媛が使った泉があり,その水で手を洗うと美人になると伝えられています。
柱上部の木鼻は,彫りの深い獅子と象が取り付けられています。
木鼻だけでなく,古い神社の建物のつくりや飾られた彫り物等の鑿あとを目で辿っていくと,当時の人たちの創意工夫が伝わってくるようです。
もともとここには「庄内あやめ」という品種があったそうですが途絶えてしまい,今は「釜山ショウブ」という品種だそうです。
あやめは雨の降るときに見ると,さらに色が映えるそうで,天候を選んで見に行く人もいるみたいです。
あやめ・睡蓮の写真は2017.5.2撮影
睡蓮もけっこう数多く花をつけていました。
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