諏訪神社(南大隅町根占)

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南大隅町根占川南にある諏訪神社は,二基の鳥居が並立した神社です。寄り添うように立つ鳥居のためか,縁結びの御利益を求めて訪れる方たちもおられるようです。
鳥居を入って左手に手水舎があります。その水の出る所には丸い石が置かれています。
主祭神は大国主命の2子,建御名方命(兄)と事代主命(弟)です。社殿は上社,下社の2棟があったそうですが,現在は一つの社殿にお祀りされているようです。

社の内部 柱や壁に赤ちゃんの健やかな成長を願ってでしょうか,涎かけが所狭しと掛けられています。

本殿の中央部分に大きな鏡が置かれています。
社殿の右手にはヘゴとオオタニワタリが植わっています。さすが鹿児島県最南端の町です。

オオタニワタリの下に置かれた石像

諏訪神社の右手に「川南宇都の板碑」と書かれた案内板があります。100メートルほど行き,左手に少し登った所です。ここは岩林寺の跡地です。そこに板碑や石塔が残っています。これは正応6年(1293)に建てられた「宇都阿弥陀種子板碑」です。高さ135センチメートル
さらに右手には古積塔に並んで「宇都二尊種子板碑」板碑が立っています。高さ218センチメートル
夏草に覆われて,埋もれていることもあります。
上を見上げると・・・。 ※ 画像は,2014年6月29日 と 2018年9月17日に撮影したものです。
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