含粒寺の仁王像 (鹿屋市南町)

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しだいに秋も深まり,朝露でタンポポの綿毛が重そうです。
鹿屋市南町に含粒寺という禅寺があります。もとは吾平町門前にあったそうですが,明治初期の廃仏毀釈により廃寺となり,その後現在の位置にあった玄朗寺と合併して再興されました。寺内には数多くの古石塔や石像が残されています。
山門の両脇に2体の仁王像があります。鼻や腕足下が欠けています。阿形像(右側)
阿形像側面
吽形像(左側) この一対の仁王像は元文元年(1736)造立
山門をくぐって参道の坂道を登って行くと道の両側に仁王像が向かい合って立っています。阿形像(右側)。ここの2体はほぼ完全な形で残っています。

吽形像(左側)

さほど大きくは無いのですが,素晴らしいできばえの石像で,周りを何度も廻って眺めることでした。
含粒寺の写真は2016年5月20日と2014年8月15日に撮影
昼近くになると,暖かい日差しを浴びてタンポポの綿毛も乾いてきました。タンポポは,2018年12月1日撮影
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