2018年12月10日2018年12月10日 含粒寺の石像・古石塔群 (鹿屋市南町) Pocket 含粒寺は曹洞宗の禅寺として吾平町門前に創建されましたが,明治初めの廃仏毀釈で一度廃寺となりましたが,その後この地に他寺と合併再建されました。前回紹介した仁王像の他にも,観音像,地蔵像,大日如来像等が数多く残されています。 山門前の土手に置かれている観音像 地蔵塔:永禄年間の物で,県内でも古い物の一つになります。 山門をくぐって参道の坂の途中にある古石塔群 観世音菩薩像:石像群の中でも特に目を引く,香炉を備えた観世音菩薩像です。 香炉の前面に彫られた象。どこかでお目にかかったような・・・。 境内には他にも多数の石像がありますが,戦国時代から江戸時代にかけての歴史的価値も高く,作りも素晴らしいので,閑静な境内を時を忘れてゆるりと廻ってみます。 2014年8月15日,2016年5月20日撮影 Pocket