含粒寺の石像・古石塔群 (鹿屋市南町)

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含粒寺は曹洞宗の禅寺として吾平町門前に創建されましたが,明治初めの廃仏毀釈で一度廃寺となりましたが,その後この地に他寺と合併再建されました。前回紹介した仁王像の他にも,観音像,地蔵像,大日如来像等が数多く残されています。
山門前の土手に置かれている観音像
地蔵塔:永禄年間の物で,県内でも古い物の一つになります。
山門をくぐって参道の坂の途中にある古石塔群
観世音菩薩像:石像群の中でも特に目を引く,香炉を備えた観世音菩薩像です。

香炉の前面に彫られた象。どこかでお目にかかったような・・・。
境内には他にも多数の石像がありますが,戦国時代から江戸時代にかけての歴史的価値も高く,作りも素晴らしいので,閑静な境内を時を忘れてゆるりと廻ってみます。

2014年8月15日,2016年5月20日撮影
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