霞神社 (宮崎県西諸県郡)

LINEで送る
Pocket

今回は宮崎県西諸県郡高原町にある霧島六社権現の一社,霞(かすみ)神社です。
鳥居の先にある本参道の登り口:本殿は700段(約600㍍)登った上です。もっと近い所に別の参道があります。
御神門(正面)と手水舎(左側)
御神門扉の紋
御神門の扉飾り金具
御神門上部の飾り彫り
御神門の蟇股

境内や参道には祈願成就のお礼で献上奉納されたのか,石塔や石灯籠が数多く据えられています。
拝殿内部 主祭神は大己貴命(大国主命:オオクニヌシノミコト)・少彦名命(スクナビコナノミコト)・保食命(大豊受姫:オオトヨウケヒメ)。縁結び,商売繁盛などに御利益があるとされています。
拝殿前の香炉
霞神社本殿

本殿横を通り抜けると道は奥の院へ続いています。因みに本神社は,霧島連山で修行する修験者が,始まりと終わりに立ち寄る場所で,「霞(かすみ)」とは修験道の縄張りを意味する言葉だそうです。
子授け・安産の神を祀った地蔵尊に置かれた石の像

神蛇祠
この献灯には文化12年()の年号が刻まれています。島津家25代重豪(しげひで)が奉納したものです。
馬頭観音:牛・馬・家畜の神を祀る祠です。
その隣の岩座の隙間には,運が良ければ白蛇様(五色蛇)を見ることができるそうです。
欄干越しに広がる高原町の眺望も素晴らしいです。最初に立ち寄った本参道の鳥居も遙か下に小さく見えています。
さらに進んで行くと展望所があります。
林を抜ける風が涼しく心地よいです。
暫し時を忘れ,ゆるりと散策を楽しみました。 2019年7月撮影
LINEで送る
Pocket