東霧島神社 (宮崎県都城市)

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梅雨の大雨で遠出ができません。そこで,カメラに残っていた画像から,都城市の東(つま)霧島神社を紹介します。創建は第五代孝昭天皇の時代,その後天台宗の性空上人が修行で霧島に訪れたとき六社権現の一社として再建したそうです。
岩に腰掛けた赤鬼像(鳥居の右側)
根元に大きな洞のある「幸招大楠」(鳥居の左側)
伊弉冉神社:ここの祭神は伊弉冉命(イザナミノミコト)で,厄除け,縁結び,安産に御利益があるそうです。妊婦さんや諸事情で,上の社にお参りできない方たちのために設けられたそうです。
本殿に続く石段:鬼が一晩で作り上げたという逸話が残されています。百段積む予定が九九段までしかできなかったとのこと。
他社の整然とした石段とは違い,野趣溢れたものです。登るときに絶対後ろを振り向いてはいけないそうです。
石段両脇にあるオオクニヌシノミコト(右)と猿田彦(左)を祀った社 
頂上付近:ふつうの階段と違い,岩の高さも大きさも様々で登山している感覚で,けっこう息が切れます。
東霧島神社は龍が守り神だそうです。
東霧島神社:正面

しばらく,建物を飾る蟇股(かえるまた)や木鼻,懸魚(げぎょ),虹梁などをひとつひとつ見て,味わいながら散策してみます。

虹梁:向拝所上部

木鼻:向拝所右柱上部
懸魚1
懸魚2
懸魚3
懸魚4
本殿入り口の柱の彫り物

神石:伊弉諾命(イザナギノミコト)が伊弉冉尊の死を悼み流した涙でできたという石(十束の剣で切ったとされる説和もある。)
今回は見所豊富な所で,いつもよりたくさん画像を入れてみました。   2019年5月撮影
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