2018年3月15日2018年3月22日 鬼丸神社(南大隅町) Pocket 県道562号線(南大隅町)「雄川の滝入り口」の近くに,人里近くにありながら,アコウやイタジイ,タブなど手つかずの暖帯林が生い茂る中に鬼丸神社があります。 鳥居の前には一対の上半身だけの仁王像が置かれています。やはり廃仏毀釈の災禍に遭ったのでしょうか。 鳥居をくぐって左手に本殿へ続く石段があります。その登り口の左右に一対の随臣があります。(左側) 随臣(右側) 随臣の置かれた石段を登り切るとさらに右に本殿へ続く石段が・・・ 周りの木々を眺めながらゆっくり登っていきます。 拝所の上部梁の彫り物 戦国時代から安土桃山時代の武将で,禰寝氏の第16代当主である禰寝重長(ねじめしげたけ)を御祭神として天正年間に建てられたそうです。 禰寝重長の木造が納められた御堂です。慶長年間の作といわれ,高さ約80センチメートルの木座像で,玉眼を嵌められた寄せ木法が用いられているそうです。以上10枚は,2015.10.20撮影 春に訪れてみました。 鳥居をくぐった正面にある仁王像です。これも体は上半身だけです。 春の暖かい日差しに誘われて,土から身を起こしたようにも見えます。 神社鳥居の右側に田の神像があります。右手に杓,左手に摺子木を持ち台座には餅と団子が彫られています。享保16年(1731)建立 樹高25メートルあるというアコウの大木や桜の木などを眺めながら,しばらく近くを散策して帰りました。以上5枚は2016.3撮影 Pocket