姫門の鳥居:早春の景色を求めてゆるりと・・・ (肝付町)

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寒さも薄らいで春の息吹を感じられる頃となりました。そんな景色を求めて,気の向くままにゆるりと見て歩きました。
吾平町の神野から肝付町の川上へ抜けて県道542号線を岸良方面に進んでいくと姫門(ひめかど)という額束のある鳥居があります。
ここを通る度に気にはなっていたのですが,今回初めて鳥居の先に行ってみました。
脇に古い鳥居の笠木の部分が置かれています。
鳥居をくぐると下り勾配の山道(参道)があります。
少し下って後ろを振り反ってみました。
100メートルくらい下っていくと少し広い所にでました。
その奥に石の柱が建っています。
神社の社はありません。この石の柱が御神体なのでしょうか。

いつ頃造られたか,謂われは分かりませんが,地域の人たちに大切に祀られてきた所なのでしょう。

広場にある桜の木。幹の部分は倒れても枝を空に向けて伸ばしています。今頃は花が咲いているのかもしれません。
余計なものが何も無く,ただ,ただ,小さな春の息吹を感じられる場所でした。
2019年3月14日撮影
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