2017年10月4日2018年7月27日 宝満寺跡(志布志市) Pocket 宝満寺観音堂 : 宝満寺は聖武天皇の時代に開基されたといわれます。「薩摩の三名刹」の一つとされ,国分寺に匹敵するほどの大寺だったそうですが、様々な変遷を経て,明治の廃仏毀釈により廃寺となりました。その後,昭和11年に信者によって再建されたのが観音堂です。運慶作の如意輪観音像を祀ってあり、安産祈願に訪れる人が多いと聞きます。毎年4月にはお釈迦祭りがあり,賑わいます。 宝満寺仁王像 : 顔の表情も体躯の細部も分からないですが,堂々とした風格を感じます。この右横にはもう一体,胸から上の無い像が建っています。 宝満寺跡には様々な時代の石像が処々に立っています。 それらの石像を一つ一つを眺めながら、ゆっくりと敷地内を散策です。 険しい表情、穏やかで優しい表情など様々な石像が見られます。 観音堂近くの池に掛かる石橋 池の水は,岩壁から湧き出ているそうです。 石橋の向こうにある岩壁の岩窟にも八幡宮や石像,鳥居等が数多く並んでいます。 境内には紅葉や銀杏の木もあり,季節の趣を味わえることと思います。。 Pocket